août 16(dimanche) temps
-二零一五年八月十六号(星期天)晴天 -
京都・三条大橋を出発して東京・日本橋を目指して中山道を行く、てくてく歩く旅。
岐阜県の細久手宿から大井宿までを歩いた13日目の後編です。
後編は大湫宿から大井宿のレポートと共に写真をご紹介します。
7月20日(月・祝)天候 晴れ
13日目 大湫宿→大井宿 距離約14km
大湫宿をあとにし、
中山道の難所の一つ、『十三峠』に入ります。
しゃれこ坂(八丁坂)を示す碑と観音碑(右奥)
尻冷やし地蔵尊の地蔵尊の後ろからは泉が湧いているといいますが
確認できず・・・
こちらは念仏によって水が湧きだしたという『巡礼水』。
今もその湧水がありました。
権現山の一里塚
樫ノ木坂
この公衆トイレ・・・
実はソーラーパネルの付いた自家発電式エコトイレなのです。
水は雨水をろ過して使用しています。スゴイでしょ!
これって、熊や猪などを捕獲するために
仕掛けたワナの檻ですよね!?
そんな檻を見たあとに
大久保観音坂を歩いていると・・・
突然、何かが目の前を横切った!!!
さて問題です。
この写真の中に目の前を通り過ぎた動物がいます。
それは何でしょう?
答えは最後に。
※正解しても何もございません。
藤村高札場跡。ということは・・・
この辺りにもかつて宿場が存在してたということ?
このあたりは深萱立場といって、宿と宿の中間に設けられた
間(あい)の宿があったとされます。
写真のような旅籠もあったとのことです。
四ツ谷の部落にあるこの自動販売機は十三峠で
唯一存在する自動販売機だと思われますので、
水分の調達にオススメします。
そしてその先の四ツ谷集会所は休憩にもってこい!の場所。
うつぎ原坂
広がる青空 白い雲が流れてゆく♪
街を見下ろして♪
光浴びながら 見上げながら♪
追いかけよう のんびり行こう♪
乱れ坂
!!
左のお地蔵さんの首がない!
その名も『首なし地蔵』
この『是より西十三峠』の碑に来たら
十三峠の終了。
大井宿に入りいよいよ今回の3日間の旅のエンディングが
近づいてまいりました。
太陽に腕を伸ばして からだ中に風を吸い込もう♪
だんだん今日が好きになる 笑顔のままいられそうだ♪
Yeah! このまま歩こう♪
大井宿で立ち寄ったこの『恵那かんから餅』さんでお土産を。
実はこの『恵那かんから餅』さん、
7月いっぱいでお店を閉めてしまう
とのことでとても残念です。
どうしてもかんから餅が食べたかったので
お店を閉める前に立ち寄れて良かったぁ。
13日目のゴールは中山道広重美術館。
33411歩、歩きました。
なにせこの日は約20kmも歩きましたからねぇ。
最後に写真クイズの答えです。
正解は ヘビ でした。
種類でいうとヤマカガシです。
しかも目の前をスルスルと通り過ぎた後、
口を開けてこちらに向かって威嚇しています。
こわぁ〜〜。
août 9(dimanche) temps
-二零一五年八月九号(星期天)晴天 -
京都・三条大橋を出発して東京・日本橋を目指して中山道を行く、てくてく歩く旅。
岐阜県の細久手宿から大井宿までを歩いた13日目の前編です。
レポートと共に写真をご紹介します。
7月20日(月・祝)天候 晴れ
13日目細久手宿→大湫宿 距離約6km
中山道を行くてくてく旅の13日目は今回の3日間の旅の最終日で
大井宿を目指します。
こちらは大黒屋のご主人と女将さん、
大変、お世話になりました。
大黒屋さんを出発。
「ドーモ!」
歌川広重が描いたとされる細久手の浮世絵のモデルとされる場所で
ドーモくんと一緒にパチリ。
細久手宿とお別れ。さようなら〜。
間もなく中山道脇には細久手の馬頭観音。
馬の無病息災を願って祀られたそうです。
馬は大切にされていたのですね。
奥之田の一里塚
民家のとなりのここ!ここも中山道です。
長い石畳が続く琵琶峠。
石畳の両脇に八瀬沢の一里塚。
中山道二ツ岩の岩の一つ烏帽子岩。
そしてもう一つの母衣岩。
この場所こそが歌川広重の描いた浮世絵にある二つ岩の
モデルとなった浮世絵スポットなのです。
大湫宿の入口にある高札場。
高札場とは江戸時代に宿場の外れに設置された掲示板で、
徳川幕府や領主が定めた禁止令や掟書(おきてがき)などを
木の板札に書き、人目のひくように高く掲げておく
場所のことです。
大湫宿
神明神社
神明神社の樹齢1300年の大杉
脇本陣
廃校となった大湫小学校のこの場所が本陣跡地
その廃校の前に五平餅をかかげた現代版の茶屋がありました。
その五平餅をいただき小休憩。
茶屋の看板娘をパチリ。
こちらの茶屋は日曜日と祝日のみの営業ですので
ご注意ください。
後編に続く・・・
août 8(samedi) temps
-二零一五年八月八号(星期六)晴天 -
大家好。很真热啊!是八日连续炎热星期日。
あづい〜!8日連続猛暑日か・・・
京都・三条大橋を出発して東京・日本橋を目指して中山道を行く、てくてく歩く旅。
岐阜県の御嶽宿から細久手宿までを歩いた12日目です。
レポートと共に写真をご紹介します。
7月19日(日)天候 曇り 時々雨
12日目御嶽宿→細久手宿 距離約13km
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新可児駅と御嶽駅を結ぶ名鉄広見線。
コメントにこの路線が廃線か否かを心配されているかたがいましたが、
安心してください!はいてますよ!ほ〜ら、走ってますよ!1時間に2本ですが。^^;
(とにかく明るい安村風)
でも・・・
こんな旗が!予断を許しません!
ウオ―カーのみなさん!ぜひ岐阜へ足を運んで
広見線に乗って中山道を歩きましょう。
ついでに御嶽駅構内にある「御嶽町観光協会」の
このおじさんにもぜひ会いに行こう!(^^)/
12日目は名鉄広見線御嶽駅からスタート!
前日ゴールした中山道の願興寺山門前。
御嶽宿本陣跡
そのお隣の脇本陣跡に建つ『中山道みたけ館』
みたけ館ではこの先、道中にあるマリア像に祀る
折鶴をみんなで作ろうという催しがあって
私も折らせていただきました。
ここは中山道脇にたたずむ
和泉式部廟所(いずみしきぶびょうしょ)の碑。
説明文によると、
和泉式部は平安時代の三大女流文学者の1人で
病に侵され鬼岩温泉で湯治をしていましたが
とうとうこの地で没したとあります。
そしてワイドビューに拡大!
中山道は右の道から来てここで右折、山道へ。
牛の鼻欠け坂
わっ!
突然目の前に糸を垂らしてモゾモゾと
意外なかたの洒落た歓迎。
毛虫は苦手・・・
断崖に立つこちらの耳神社には先客が・・・
参拝していたのは中山道を歩くウオ―カーさんでした♪
この日は御嶽宿までを目指しているとのことで
しばしお互い情報交換♪
ぜひ御嶽駅では観光案内所のおじさんのお話し相手に・・・
てな感じでね(^^)
風情ある石畳の謡坂。
この坂、意外と急勾配で長い!^^;
中山道から少し外れた場所にあるのが
このマリア像。
ここに私も折ったあの折鶴が祀られるのですね!(^^)v
マリア像をあとにしてお次に向かうは、
ここが中山道沿いに存在する
歌川広重の浮世絵のモデルとされる
浮世絵スポット!
深谷宿から「ふっかちゃん」が駆けつけてくれました♪(^^)
これからの道中、よろしくおネギぃしますm(__)m
引きの写真で見るとこんな感じ。
細久手宿から来るとこのアングルになります。
御嶽宿からだと道の奥の坂道を上がってきて
手前に向かって歩いていくことになります。
一呑清水。今は生では飲めないとのことですが、
昔は山中を歩く旅人にとってこの清水は
貴重な飲み水だったでしょうね。
ここは?
生しいたけ生産直売所!
あっ!ご主人が出てきた!
「しいたけはこの時期は作ってないけど・・・トマトならあるよ」
だって。
今はトマトを栽培して軒先の無人販売所で販売しているそうです。
そして話題は自然とここは2006年にNHKの「街道てくてく旅」の中継で
てっし―こと勅使川原郁恵さんと撮影スタッフさんが
訪ねた場所であり、
当時はご主人が「家の中でシイタケやマイタケを焼いて食べましょう」
と言ったのだそうですが、
てっしーが「外でバーベーキューみたいにやりたい!」と言って
急遽、外でバーベキューをやることになったのが
ご主人の家の前のこの写真の場所なのです。
街道てくてく旅のマニアのみなさん、覚えていますか?
※ちなみにシイタケ栽培をしている山へは過去の土砂災害で道が寸断され、
今では歩いて獣道を木をかき分けてでないと行けないくらい
難所になってしまっているそうです。
なので、ご主人でさえもめったに栽培場所には足を踏み入れないそうです。
ご主人いわく、
「わしが生きてるあいだにもういっぺん勅使川原さんに会いたいなぁ」
だそうです!
そして最後に、自家製のトマトをいただいちゃいました。
でもこれって立派な売り物では!?
ご主人、撮影秘話にトマトに♪
本当にありがとうございました。
お元気でこれからもシイタケ栽培頑張ってくださいね。
中山道の両脇に対になって存在する鴨の巣一里塚
二人連れのウオ―カーさんも休憩していた
小沢商店さんで、休憩&・・・
ほっ♪と癒されました〜
このワンちゃん、オスで名前はマロちゃん。
只今、花嫁さん募集中♪だそうです(^^)
細久手宿
細久手宿本陣跡
その先のここがこの日のゴール!の旅籠の「大黒屋」さん。
12日目は23518歩、歩きました。
そのまま念願の旅館の「大黒屋」さんに宿泊です。
<オマケ>
この日の夕食の一部をご紹介。
鮎の塩焼きはこの時期ならでは。
鯉の煮付
中山道を行く 13日目に続く・・・